前に
更に追加で調べた所、ムシトリスミレの種類は大きく分けて3種類あること、それぞれ育て方が全く異なることを知りましたので、そのまとめを記します。
因みにムシトリスミレは、学名であるピンギキュラ(Pinguicula)で呼ぶ方が"通"のようです。
ムシトリスミレを育て始めて1年弱経っていますが、初めて知りました。
ただこの投稿では、私が言いなれている"ムシトリスミレ"という呼び方を使っていきます。
1.食虫植物ムシトリスミレの種類と特性のまとめ表
2パートに分けてご紹介します。
パートを分けた原因は、私のムシトリスミレ育成熟練度の低さが主です。。詳細は下記にて。
(i) ムシトリスミレの種類3種と生息域の紹介
早速ですが、ムシトリスミレ種類を3つと生息域を示します。
種類 | アメリカン・ ピンギキュラ |
メキシカン・ ピンギキュラ | |
---|---|---|---|
ムシトリスミレ 生息域 | 暖地性 | 寒地性 | 熱帯高山性 |
具体的な生息域 | アメリカ東海岸から中央・南アメリカ | 日本、ヨーロッパ、北アメリカ北部 | メキシコを中心とした熱帯高山 |
3種類表で示しましたが、表の真ん中の寒地性ムシトリスミレは、育成難易度が高めで比較的上級者向けのようです。
私自身ムシトリスミレを育て始めて1年弱の初心者であり、まだまだ難しい植物の育成に手を出すのは先だと思っているので、今回の投稿では表の左の「暖地性ムシトリスミレ アメリカン・ピンギキュラ」と右の「熱帯高山性ムシトリスミレ メキシカン・ピンギキュラ」について詳しくご説明いたします。
ちなみに、寒地性ムシトリスミレの内、栃木県の北西部に位置する日光地方の山地にあるコウシンソウは日本だけの固有種です。
特別天然記念物に指定されており、環境省レッドデータブックにも絶滅危惧II類と記載されています。
次のパートでは暖地性ムシトリスミレ アメリカン・ピンギキュラと熱帯高山性ムシトリスミレ メキシカン・ピンギキュラの比較表を示します。
(ii) 暖地性アメリカンと熱帯高山性メキシカンの比較
暖地性ムシトリスミレ アメリカン・ピンギキュラと熱帯高山性ムシトリスミレ メキシカン・ピンギキュラは、水やりの方法などの水との付き合い方が異なります。
アメリカンだと思ってメキシカンに水をやりすぎると、枯れてしまいます。
そのような性質の違いも含めて、下記の表にまとめました。
種類 | アメリカン・ピンギキュラ(暖地性ムシトリスミレ) | メキシカン・ピンギキュラ |
---|---|---|
要点 | しっかり水を与える(根腐れしない程度に) | 水のやりすぎを避ける |
種類 |
地に根を張って育つ (地生種) |
岩や樹木に付着して育つ (着生種) |
用土 |
| |
育成場所 |
|
|
殖やし方 | 株分け、種子、葉先の不定芽から増殖 | 株分け、種子、葉挿し |
2.食虫植物ムシトリスミレの種類と、具体的な種類の紹介
(i) アメリカン・ピンギキュラ(暖地性ムシトリスミレ)
① プリムフローラ(プリムリフロラ)
最も有名なムシトリスミレですね。(私の偏見。)
お店で売っているムシトリスミレは、このプリムフローラであることが多いです。(少なくとも私が見たホームセンター等計5箇所で扱っているムシトリスミレは全てプリムフローラでした。)
プリムフロラ、プリムリフロラなど読み方が多々あります。
英語表記は"Primuliflora"です。
以下どんどん写真と名前をご紹介します。
② シャーピー
③ セルレア
④ プラニフォリア
⑤ ルシタニカ
⑥ ルテア
(ii) メキシカン・ピンギキュラ
3.まとめ
このまとめページが、外見と名前とムシトリスミレの種類の一致の助けに繋がれば幸いです。
というのも、私がお店でムシトリスミレを買ったときラベルには”ムシトリスミレ”としか書いていなかったため、育て方を調べれば調べるほど色々な情報が出てきたために混乱した経験があるからです。(園芸2,3年の初心者ということで大目に見てください。。)
ムシトリスミレには70種程種類があるという文献を見つけました。
調べていく中で新たに外見と名前とムシトリスミレの種類が一致するものがありましたら、このページに追記していきます。
種類が誤っている等、ありましたらご教示いただけますと幸いです。
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