我が家で育てているムシトリスミレ。
コバエの撃退にとても役立ってくれています。
どのようにムシトリスミレが頑張ってくれているかをまとめます。
1.コバエが繁殖してしまった原因の考察
我が家で発生してしまったコバエは、クロバネキノコバエ類のコバエ。
体調1~2mm程度で、園芸用の土から発生するコバエです。
発生した原因は、園芸用の土を使ったためと思われます。
我が家では食虫植物は水苔栽培していますが、土壌栽培している植物もあるためです。
土壌栽培の植物を葉挿しや挿し木で増やしたり、植え替えをしたりするために、適当にお手頃な土を買ってしまったのが間違いでした。。
前に買った時は発生しなかったのに、同じメーカーの商品でも当たりハズレがあるんですね。
ネットで対策を調べると、薬剤で殺虫や土の交換等いろいろと出てきました。
でも、屋内栽培しているものに薬剤は使いたくないし、土を交換したところでまたコバエの発生するハズレの土だったら意味がない。。
ということで、食虫植物ムシトリスミレの近く(50cm位)に土壌栽培の植物を移動させて様子を見ました。
2.ムシトリスミレがコバエ撃退に役立つ理由
置いてすぐコバエが捕れる捕れる。
効果的に虫が捕れて気持ちいいような、気持ち悪いような。
こんなに屋内にコバエがいたのかと思うとやっぱり気持ち悪いです。
コバエが捕まった直後の様子です。
コバエが羽ばたいて逃げようとしても、足が葉っぱにくっついて取れません。
数時間も経つと、周囲のコバエの様に、足だけでなく胴体までしっかり葉っぱにくっついています。
ムシトリスミレの葉っぱの表面には、虫を捕まえるための粘液と、消化酵素を含む粘液が出ています。
ムシトリスミレが臭いのようなものでコバエを読んでいるようには思えないのですが、縦横無尽に部屋の中を飛んでいるコバエが捕まっています。
因みに、ムシトリスミレの葉っぱが枯れてもまだ元コバエはついたままのようです。
(下の画像でいうと真ん中の赤く萎れてしまった葉っぱ)
体積は減っているように見えるので、完全にコバエを消化する訳ではなくコバエの養分だけ採っているのでしょうか?
上の画像で言うと、下側の葉っぱの先端側をご覧ください。
捕まっているコバエの周囲だけ、ムシトリスミレの葉っぱが緑色になっています。
新しい葉(中央寄り・上側の葉っぱ)とは異なり、古い葉(外側・下側の葉っぱ)は赤みがかってきます。
コバエから養分を摂ったために元気になっているのでしょうか?
ついでに、古い葉は粘液の量も減ってきます。
葉っぱの表面の粘液(水滴のようなもの)を下の図で比較してみてください。
3.まとめ
最近は、涼しくなったからか、ムシトリスミレが頑張ったからか、あまりコバエを見なくなりました。
植物だけ愛でてしまい申し訳なく思いますが、虫は苦手なのでこのまま我が家のコバエが絶滅してくれればいいなと思います。